現場取材!2024年5月23日(木)その1

ご挨拶

岱伸塗装広報担当の大石です!
塗装業界初心者の私が、現場に見学して作業の様子をお届けします!

今回は、
・新宿 30階超えの新築マンション
・浜松町 オフィスビルのテナント入れ替えに伴う塗替え作業
・千葉県稲毛区 宗教関連施設の新設工事
の3か所を見学させてもらいました!

実習生のご紹介

今回の見学はミャンマーからの実習生、ピエさん(左)とカインさん(右)一緒に行かせていただきました!
おふたりは来日して1ヵ月あまり、当社には昨日(5/22)きたばかりです!
ピエさんと当社社長は3年前にもミャンマーでお会いしており、今回ご縁あって実習生として来てもらいました。
おふたりとも日本語の理解度は高く、いろいろと日本語でお話をさせていただきました。
おふたりのことはまた別の機会に詳しく紹介させていただきます!

(ミャンマーからの実習生、ピエさん(左)とカインさん(右))

現場1 新宿の新築マンション

最初の現場は新宿の新築マンションです。
真下からみる大型マンションの建築現場には圧倒されました。
なお、コンプライアンスの観点から写真撮影は不可でしたので、イメージ画像でご紹介します。

(建設中の大型マンション ※画像はイメージです)

入退場管理

入退場は「キャリアアップカード」というもので管理しています。
技能者個人に発行されるこのカードを、カードリーダーにタッチすることで、入退場管理を行います。
現場に入るとまずヘルメットやフルハーネス置き場がありますので、そこから自分の必要な装備を取り、装着します。

現場の環境について

一昔前のイメージで、建築現場は乱雑で危険がいっぱいというイメージを持っていませんか?
危険があるというのは確かにその通りですが、その危険度を限りなく低くし、ケガや事故の防止を徹底しているのが今の建築現場です。

  • 整理整頓の徹底
  • ゴミの分別、捨て方や捨てる際の状態の指定
  • 喫煙所の指定と喫煙時間や吸い殻の捨て方の指定(タバコはしっかり水につけてから捨てる)

など、怪我や事故を防ぐための環境づくりがされています。

特にゴミ捨て場はかなりの面積を占めていました。
巨大なゴミ箱がいくつも並んでいて、「廃石膏ボード」「木くず」「廃プラスチック」などに分類されていて、それぞれどのようなものが対象か、どのような捨て方をすればいいか(例:木くずは90cm以下に切るなど)などが示されていました。

(廃材分別の様子 ※画像はイメージです。)

また、衛生面も整備されています。
トイレは男女別に分かれており、地上階に複数機と、5階ごとに1つ設置してあります。
フロアごとには責任者(フロアマスター)がおり、清掃状態や備品状態については毎日チェックしています。

またすれ違う職人さんからは挨拶をいただいたり、実習生に対する激励の言葉をいただいたりと、とてもあたたかな雰囲気の現場でした。

塗装の資材置き場について

現場1階の一角に、塗装の材料置き場があります。
塗装の材料を専門用語で「ネタ」というので、材料置き場のことを「ネタ場」と言います。

見学日には「水性ソフトサーフSG(水性塗料)」「Hi-CR(オイル塗料)」などの材料がありました。
オイル塗料は発火などの事故を防ぐためにケースに入れて保管します。

(ネタ場の様子 ※画像はイメージです)

工事用仮設エレベーター

30階以上の建物となると、フロア移動にはエレベーターを使用します。
そのために設置されるのが工事用仮設エレベーターです。

エレベーター内には専任のスタッフがいます。
各フロアからの呼び出しに対応してエレベーターを動かし、扉の開閉作業を行います。

エレベーター専任のスタッフがいるように、いろいろな役割分担があって建築現場が回っているのだなと、とても勉強になりました。

またエレベーターの乗り場やカゴの中には、乗り方の注意事項(「指を出すと切断のおそれがあります!」など)が掲示されていて、ここにも事故防止徹底の様子が見られました。

(仮設エレベーター ※画像はイメージです)

塗装の様子

エレベーターで上階にあがり、塗装の様子を見学しました!

今日見学したタイミングでは、ベランダや屋上部分の塗装作業をされていました。
職人さんたちは一か所に集まってみんなで作業をするというよりは、それぞれが担当エリアを持って個人で作業することが多いようです。

ベランダでは柄の長いローラーで天井部分の塗装をしていました。
塗料は垂れてこないのか、ムラは出来ないのかなど不思議に思いましたが、そこは職人さんの技術で難なくクリアされているようでした。

(天井を塗装する様子 ※画像はイメージです)

エレベーターホールの壁にはパテが塗られていました。
パテは塗装前の下地処理で、凹みや穴、目地などを埋めて平滑にするものです。
また天井には、刷毛を素早く動かした際の直線的な刷毛目による装飾が施されていました。

居室の塗装

今回は居室の塗装の様子は見られませんでしたが、当社社長の言葉によれば、「無数の居室に塗装をしていくということは、何度も同じ作業を行っていくということになる。だから早く作業のコツ・勘を掴んで、同じ作業を早く丁寧にできるようなる能力や成長スピードが大切である」とのことです。

塗装した後について

塗装作業をしたあとに、別の業者さんの作業によって塗装した面が傷ついたり汚れたりすることがあります。
当社ではこのような場合、再度その部分に塗装を施すことは追加作業として捉えます。
すぐに修正をするのではなく、一度管理者に見積もり等を提示し、OKが出てから作業を行います。
別の業者さんもわざと傷を付けたわけではありませんし、すぐに修正を行うこともできますが、際限なく無償で対応をすることは、それぞれの作業に対するリスペクトを欠き、また自社の職人を守ることにもならないため、作業に対する対価はしっかりといただいております。

その他

その他にも、塗装済みの箇所としてドア枠などの鉄部を見学させてもらいました。
また、当社の初めて会う職人さんたちにもたくさんお会いさせていただきました!

今回はここまでです!
浜松町と千葉県稲毛区の現場については、次の記事でご案内します!

最後に

当社では職人さんを経験者・未経験者問わず随時募集しています!

今回ご紹介したピエさんとカインさんは、この後2週間、当社でもっている合宿所にて技術習得を行います。
また今回のようにしっかりと現場見学を行い、どのような仕事をしているのかを教えています。
しっかりとした指導・研修を行ってから現場に入る体制を取っておりますので、未経験の方も安心してご応募ください!

関連記事


TOP
TOP