当社職人へのインタビュー!

はじめに

みなさん、こんにちは!岱伸塗装広報担当の大石です!
今日は当社職人・坪口朋弘さんへのインタビューの様子をお届けします!
若くして入社し、今では職長として数多くの現場を任されている坪口さんのお話を通して、当社への興味を少しでも持ってもらえたら嬉しいです!

職長の仕事について

――早速ですが、職長とはどういうお仕事をするのか、教えていただけますか?

 岱伸が任されるのは塗装の部分になるのですが、一つは塗装作業完了までの段取りを組むことですね。資材や人材の準備をして、必要があれば関係者と交渉をして、作業完了までの筋道を立てることです。それからもう一つには、そういった段取り部分をしっかり整えることで、現場の職人たちが集中して気持ちよく働ける環境を作ることですね。

――今では職長として現場をまとめる立場を任されていると思うんですが、入社してから職長になるまでにはどれくらいの期間がかかるんですか?

 ひととおり覚えたら職長をやらせてもらえるんですけども、初めて職長をやらせてもらったのは入って1年半くらいの時でした。

――早くないですか!?笑

 僕も初めて話をもらった時には驚いたと思います笑。ただ職長として入る現場にも規模が様々あって。例えば1日で終わる現場から、数カ月かかる現場とか。初めのうちは1日とかで終わる現場から経験して、それから1週間かかる現場、数カ月かかる現場と、規模を大きくしていく感じです。

――塗装の技術や、職長としての仕事などはどうやって覚えていったのですか?

 塗装の技術はきちんと基礎から教えてもらいました。イメージだと「見て覚えろ」みたいな世界に思うかもしれませんが、お客さんの大切な建築物に塗装をするということなので、そこはきちんと技術を基礎から教えてもらいます。
 他の業者との打ち合わせなど、職長としての働きなどは先輩を見て覚えましたね。塗装の前には内装ボード屋さんや、外壁だとシール屋さんが作業をして、塗装のあとには床工事の業者さんが施工に入ることが多いんですけど、スケジュールのズレが直接影響する前後の業者とのやりとりは、先輩の様子を見て覚えました。

――イメージでの質問になってしまうんですけど、若くして職長ということですと、年上の職人さんたちは良い顔をしない、みたいなこともあったのではないでしょうか?

 確かに「若造が」って思う人もいたとは思うんですけど、みんな知り合った仲のチームでやっているので、フォローしてくれたり、助けてくれたりしたという思い出の方が大きいですね。初めて大きい現場をやったのが19歳の頃だったんですけど、この当時に一緒にやっていた監督さんが今では現場所長さんになっていて、声をかけてくれることもあります。もう20年の付き合いですね。職長に僕を指名してくれることもあります。

――そうなんですね。同じメンバーでやっていると、気心が知れていたり良い雰囲気で仕事ができたりしそうですね。

 基本は岱伸のメンバーでやりますし、お手伝いで来てもらう人もだいたい決まっているので、全員が仲良いわけではないですが笑、なんでもない世間話をして笑いあったりと、楽しく、面白おかしく関わり合いながら、仕事をしています。もちろん作業や打ち合わせは真面目にしつつです。

日頃の業務に関して

――実際のお仕事は、どのようなスケジュールで働いでいますか?

 現場によりますね。入り時間、退勤時間もまちまちで、直行直帰も多いです。
 会社に出社してから現場に向かうような日だと、早くて6時半とか7時に会社に集合して、日中働き、5時には現場を上がって、6時には会社に戻る、みたいなスケジュールですね。会社に戻った後は、翌日の作業のために足りないものがあれば積み込みしておく、などの準備もします。

――日中はどのようなスケジュールで動いていますか?

 どの現場もほとんど共通して同じサイクルで働くんですけども、1時間30分働いて休憩、といったサイクルを繰り返す感じですね。どこも同じようなサイクルなので、現場が変わって大きく混乱するということはなく、働きやすいと思いますよ。

時間活動内容
8:00ラジオ体操。KY活動(各職種がその日の作業内容・作業人数を発表していく。
安全面や立ち入り禁止エリアの説明がされるので注意事項を把握しておくことが大切)
8:30作業開始(1時間30分)
10:0030分休憩
10:30作業再開(1時間30分)
12:001時間休憩
13:00作業再開(2時間)
15:0030分休憩
15:30作業再開(1時間30分)
17:00終了

休憩時間は必要があれば作業の調整もしますね。早めに終わりそうなこところがあれば次どうしようかとか、別の業者さんとバッティングしたから調整しようとか。休憩時間がはっきりあるので、1日のなかでメリハリをつけて集中して仕事ができます。

――坪口さんが仕事モードにスイッチが切り替わるタイミングや、職長として大事にしていることはありますか?

 作業員として現場に入る時はいつも自然と集中していますね。しいて言えば現場について着替えたら仕事モードという感じかな。
 職長の時はもう24h現場のことを考えていますね、休みの日も笑。性格によるところだと思うから、そうじゃなきゃいけないというわけじゃないですし、これを見ている就活生は引かないでほしいんですけど、先々のスケジュールとか段取りとかを四六時中考えていますね。材料の段取り、人の段取り、ゼネコンとの打ち合わせ、社長との打ち合わせ、いろいろ考えることが多いです。またゼネコンや他の会社との駆け引きもあります。強く出るところは出ないと言いくるめられてしまうし、それは職人の負担につながるので、しっかり交渉しないといけないです。職長はそういう影の部分で仕事をして、職人が気持ちよく働ける環境を作るのが大事だと思っています。
 あとは、職人の個々の性格や特性を把握して、それを活かした配置にすることも大事ですね。ずっと同じところで同じ作業をするのが得意な人もいれば、それだと飽きてしまうのでいろいろなところで作業させた方が活躍できる人もいますので。

――塗装の仕事が向ているタイプなどもあるのでしょうか?

 特に決まったタイプはないですよ。僕も初めは人見知りで、慣れるまでしばらく大人しかったです。でも声を出さないといけないことも多くて、そうするといつの間にか声が出るようになります。でもそれも絶対に必要なわけじゃなくて、大人しい人でも元気な人でもやれます。
 細かすぎたり神経質すぎても仕事が終わらないし、おおざっぱすぎてもやり直しになっちゃうといったこともあります。大事なのはそれぞれのタイプによって良いところを伸ばせるようにやることですね。たとえばランダムな模様を付けるところは神経質なタイプだと均等な模様になっちゃったりするので、そこはおおざっぱなタイプに任せたりとか。
 基本技術は全員が身に付けた上で、あとはそれぞれに合わせて、というところが大事だと思うので、特にこういうタイプが向いている、ということはないですかね。
 やる気が一番です!

仕事のやりがいやこれから社会に出る若者に向けて

――長年やってきた坪口さんが、塗装の仕事をしてきてやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?

 やっぱり塗装は目に見えるので、完成したものを見る瞬間には達成感を覚えますね。その面積が大きければ大きいほど迫力もあります。見栄えに関わるところなので、もちろん美しさも求めていて、「俺が塗って仕上げた!」という思いや、職長として仕切っていた物件だと、作品を仕上げたような気持になります。
 それから家族を連れて出かけた時などに、子どもに「ここは俺が塗ったんだよ」と言えることも嬉しい瞬間ですね笑

――長年働かれて職長も務められた坪口さんの、今後の目標を教えてください。

 一つ一つの現場経験を積んで、お客さんに喜んでもらうことをしっかりやっていきたいと思います。岱伸塗装と言えば坪口さん、と言ってもらえるような存在になりたいですね。

――ありがとうございます。最後に、これから社会人になる若者や、岱伸塗装への応募を検討している方に向けたお言葉をお願いします。

 建築の世界も、昔と比べると働きやすくなっています。イメージするような、オラオラ系のおじさんばっかりとか、休みがない、といったことはありません。むしろ会社側は制度上しっかり職人を休ませないといけないので、休みはしっかりあります。トイレも女子トイレが用意されたりと、女性にも働きやすい環境もできています。多分、これから社会に出る方の親御さんが、いいイメージを持っていない業界なんじゃないかと思います。反対されるようなこともあるかもしれませんが、そのイメージからは大きく変わっていますので、ぜひ現場を知ってほしいと思います。
 美容師とかと同じで、手に職の世界で、目に見える部分に対しての仕事なので達成感も感じやすいですし、お客さんにも見てもらえる部分なので、喜んでもらえたり感謝されることもあります。ほんとうに全然怖くないので笑、ちょっとでも興味があれば、試しに来てみてはどうでしょうか。

おわりに

今回は岱伸塗装の坪口さんにお話をお聞きしました!優しく丁寧に、しかし信念や思いはしっかりとあるお話を聞かせていただきました。

もし当社に興味を持ってくださいましたら、ぜひ以下のエントリーボタンからご連絡ください!

坪口さんも言っていたとおり、怖くないです!ぜひ試しにお越しください!

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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