ミャンマーで技能実習生への講師をしてきました

一般社団法人リ・クリエイトアジア(現・キセラ協同組合)より依頼を受け、塗装技術を教えるために、ミャンマーにて講師を行いました。

「リ・クリエイトアジア(キセラ協同組合)」とは?

ベトナム、ミャンマー、インドネシアなどにおいて、現地の送り出し機関と連携し、人材の募集、教育などを行っている機関です。現地人材の募集に際しては人員選定、事前教育をしっかり行い、日本入国後にも、日本語教育や日本の法律などについての講習を約1ヵ月間行っています。

実習内容について

まずは道具を覚えてもらうことから始まります。座学にて道具の名称、用途、特性などを教えます。
それが完了したら、実地での研修に入ります。実際の現場と同じように、作業着に着替え、道具一式を装着して、塗装技術の習得に当たってもらいます。座学で学んだ道具を実際に使用することにより、知識の定着を促します。
実習生はみんな暮らしを良くするためや家族のためといった目的を持っており、熱心に研修に取り組んでいます。

岱伸塗装として

技能実習生への講師をとおして、実習生ひとりひとりの生活の質の向上はもちろん、現地と日本双方の経済発展や労働環境の改善に繋がればと思っています。

また、当社としては、日本国内の塗装業界における労働時間・労働環境について、より適正に、より時代に適合したものにし、建築業界に持たれるいわゆる「3K(きつい、汚い、危険)」といった印象を払拭したいと思っています。(業界として既にこの「3K」はかなり改善されています)

質の高い実習生を育てることで日本企業に喜んでもらい、業界を良くすることで実習生にとって居心地のいい会社が増えたら嬉しく思います。

今後について

ありがたいことに、講師依頼については、また別の国にて行うお話をいただいております。世界各地で塗装の技術を伝えていければと思います。

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